こんにちは、リーリエ行政書士事務所です。
私たちの事務所では、近年、マッチングアプリをきっかけに発生してしまったさまざまなトラブルに関するご相談を非常に多くいただいております。「まさか自分がトラブルに巻き込まれるなんて……」とショックを受け、不安な気持ちでご連絡をいただくケースが後を絶ちません。
マッチングアプリは、スマートフォン一つで同年代の異性と気軽に、そしてスピーディーに出会えるという素晴らしいメリットがある反面、対面での紹介とは異なり、相手の身元が保証されていないことによるリスクも隣り合わせです。
本ページでは、マッチングアプリに潜む具体的な危険性や、特にトラブルが起こりやすい項目に焦点を当て、皆さんが安全に、そして楽しく利用するためのチェックポイントを詳しく解説していきます。さらに、トラブルの危険性が比較的低いと考えられる優良なマッチングアプリの選び方についてもご紹介します。
せっかくの出会いを悲しい思い出にしないために、ぜひ最後まで目を通していただければ幸いです。
まずは、マッチングアプリを利用する上で、どのようなポイントでトラブルが発生しやすいのか、具体的な項目とその背景について詳しくお伝えしていきます。
マッチングアプリの入り口となるプロフィールですが、ここに虚偽の情報を載せる人は非常に多いのが現実です。
年収を少し高く書いたり、身長を数センチ盛ったりといった些細なものから、学歴、職業、さらには独身か既婚かといった根本的な部分まで、嘘の内容は多岐にわたります。ただし、これらは意図的に騙そうとしているケースだけでなく、本人が「理想の自分」を無意識に投影してしまっているような自己申告による誤差も多く、そのためアプリのシステム上だけで正確に確認することは非常に難しいのが現状です。
ここで重要なのは、「深く付き合う前に、嘘がないか確認するステップを持つこと」です。
特に年齢や職業、年収などの虚偽は、交際を真剣に進めようとするタイミングで重大な信頼問題に発展します。もし「この人と将来を考えたい」と思い始めたら、お互いの信頼のために、身分証や資格証、ときには独身証明書などで事実関係をそれとなく確認し合うステップを取ることで、大きな安心感が得られます。
マッチングアプリでの出会いは、共通の知人がいない「点」の繋がりであることが多いため、簡単に相手をブロックして関係を終了させることができてしまいます。そのため、非常に自己中心的な理由で急に音信不通(フェードアウト)になったり、待ち合わせ直前に予定をキャンセルしたりする人が一定数存在します。
なかには、以下のような信じられない行動を取るケースも報告されています。
実際にあった不運なケースでは、2回連続で別の相手からデート現場に現れないというトラブルに巻き込まれた男性のお話も伺ったことがあります。こうした相手とは関係を持たない方が賢明であることは言うまでもありませんが、実際に時間を調整し、交通費をかけ、身だしなみを整えて会いに行ったにもかかわらず、相手が姿を見せないことは、精神的に非常に大きなダメージを与えます。
こうしたドタキャン被害に対して「迷惑料や交通費を請求したい」というお問い合わせをいただくこともありますが、相手の本名や住所がわからないことが多く、現実問題として法的手段に出ることは極めて困難です。
予防策としては、会う前に何度もメッセージを重ね、相手の誠実さを確かめること。そして、ビデオ通話や電話を一度挟むことで、相手の「実在感」と「真剣度」を事前に確認することが非常に重要です。
ここで、実際にあったトラブルに近い事例をご紹介します。
30代の女性Aさんは、マッチングアプリで知り合った誠実そうな男性Bさんと交際を始めました。Bさんは「仕事が忙しい」と言いながらも、週末の昼間にはこまめにデートをしてくれました。しかし、交際から半年が経った頃、突然Bさんの妻を名乗る弁護士から「不倫に対する慰謝料請求」の通知が届いたのです。
Bさんは既婚者であることを隠し、独身だと偽ってAさんと交際していました。Aさんは騙されていた被害者であるにもかかわらず、法的には「不貞行為」に加担した形となり、精神的な苦痛だけでなく、法的な対応に追われるという最悪の事態に陥ってしまったのです。
このように、見極めを誤ると自分だけでなく、相手の家族を巻き込んだ甚大なトラブルに発展するリスクがあることを知っておいてください。
こちらは特に女性の皆様に強くご注意いただきたいポイントです。先ほどの事例のように、相手に悪意がある場合、見極めが非常に難しくなります。
相手の隠れた私生活を見抜くのは容易ではありませんが、メッセージや言動には必ず「制約」が現れます。既婚者を見極めるコツは以下の通りです。
特に交際へ移行した段階で、相手の勤務先や具体的な住所といった、通常の交際であれば共有されるべき情報を頑なに隠す場合は、非常に注意が必要です。
マッチングアプリを利用した金銭トラブルも非常に巧妙化しています。
例えば、「本当にお会いしたいのですが、今月ピンチで……。1万円を送金してくれたら今日これから会いに行きます」といった要求は、典型的な手口です。言うまでもありませんが、お金を送った後に実際にお会いできることはまずありません。
詐欺を働く側は、あらゆる心理的な「同情」や「希望」を利用してきます。
これらの理由をつけて送金を要求してくる相手は、100%疑って間違いありません。一度お金を払ってしまうと、「さらに追加で払わないと、これまでの分も返せなくなる」といった二の足を踏ませるような手口に発展することもあります。
防止策はたった一つです。「会ったことがない相手、または信頼関係が築けていない相手からの金銭要求には一切応じないこと」。これに尽きます。また、もし断った際に脅迫めいた言動(「家に行くぞ」「ネットに晒すぞ」など)があれば、迷わずすぐに警察や専門家へ相談してください。
ここからは、運営体制がしっかりしており、トラブルの危険性が比較的低いとされる優良なマッチングアプリをいくつか紹介していきます。アプリ選びの参考にしてください。
タップルは累計会員数1,700万人以上を誇る、国内最大級のマッチングアプリです。特に10代後半から20代の若い世代に圧倒的な支持を得ています。
withは、20代から30代を中心に、内面や価値観を重視した真剣な出会いを求める方にぴったりのアプリです。
ペアーズは会員数2,000万人を超える、日本で最も有名なマッチングアプリの一つです。20代から40代、さらにはそれ以上の世代まで幅広く利用されています。
本ページでは、マッチングアプリで起こりやすい具体的なトラブルの内容から、要注意人物の見極め方、そして比較的安全に利用できるアプリの選び方について詳しく解説してきました。
マッチングアプリを利用する以上、トラブルのリスクをゼロにすることは難しいかもしれません。しかし、今回お伝えした「事前の確認」と「冷静な判断」を持つことで、多くのトラブルは未然に防ぐことができます。
最善の対策は、起きてしまったトラブルに対処することよりも、事前の予防です。常に少しの警戒心を持ちつつ、安全な環境で素敵な出会いを探してください。
もし今、マッチングアプリを通じて「これっておかしいな?」「相手に騙されているかも……」と少しでも不安に思うことがあれば、被害が大きくなる前に、ぜひ弊所までお気軽にご相談ください。
ご相談のポイント:
あなたの毎日が、安心と笑顔で満たされるよう、リーリエ行政書士事務所が全力でサポートいたします。