内容証明郵便で役立つ!行政書士の名前の効果

内容証明郵便における行政書士

内容証明郵便は、郵便局が行っているサービスの1つです。

そのため誰でも利用できるところが特徴となっています。

ですが、実際に利用する場合、効果を高めるためにも行政書士に依頼することが多いでしょう。

では、なぜ行政書士に依頼するのか。

投下する費用と効果から考えてみなければいけません。

書類作成の専門家

行政書士に書類の作成を依頼すると必ずお金がかかります。

これは、行政書士が書類作成のプロだからです。

よく司法書士と混同されることもありますが、行政書士はどんな役割を持っているかを知る必要があるでしょう。

行政書士は、官公庁に提出する書類の作成や手続きに関し代理することを生業としている職業です。

許認可に関する書類を得意としており、その種類は1万をゆうに超えると言われてきました。

許認可ではありませんが、行政書士が作成する書類の1つとして、内容証明郵便があるのです。

この種類からも分かるように、行政書士は非常に多くの知識が必要となります。

それも身近な話題に関するものが多いため、街の法律家とも呼ばれて来たのです。

特に書類作成に関しては、非常にハイレベルな強みを持っているのが行政書士と言ってもいいでしょう。

行政書士の知名度

一般的な生活をしている中で、弁護士に業務を依頼するケースはほとんどありません。

よほど専門的な知識を必要とするケースや、訴訟に至るような事態にならなければ弁護士に依頼することはないからです。

行政書士の場合身近なところでは、車庫証明を取る場合に依頼することがあるでしょう。

ただし、ディーラーなどが手配するので、行政書士が入っていることに気が付かないものです。

市役所などに提出する書類の作成や相談に関しても、行政書士が受け持てます。

非常に身近な存在と言えるのですが、行政書士の立ち位置を正確に理解している人はそう多くありません。

法律の専門家であるというイメージが強く、それ以上の知識はあまりないのが現状です。

特に司法書士等を混同されるケースが多いのは、名称が似ているからでしょう。

それほど認識されていない存在ですが、法律の専門家であるというイメージだけは誰もが持っていると言って過言ではありません。

ここが内容証明郵便を利用する際に重要なポイントです。

行政書士の名前と内容証明郵便の効力

内容証明郵便を行政書士に依頼すると、題された行政書士の名前が列記されます。

封筒も行政書士のものを使ってもらえることもあるでしょう。

違いといえば、実際にはこれぐらいです。

もちろん、書類の内容は細かく精査され、これまでの経験上効率の良い書き方をしてくれます。

それでも誰もが書けないわけではありません。

勉強して、同じような文章をかける人も出てくるはずです。

ところが行政書士という名前が入るだけで、内容証明郵便の効力が変わります。

受け取った側の心理で考える

例えばあなたが行政書士の名前の入った内容証明郵便を受け取ったとします。

まず、受け取った瞬間に、行政書士の名前が目に入るはずです。

これはただ事ではないと感じませんか。

なぜなら、普段から行政書士という存在に接触している人も、そう多くないからです。

弁護士よりは身近な存在だったとしても、行政書士という名前を見た瞬間に何が起きたと考えるのが当然でしょう。

この段階で心理的なプレッシャーが発生し始めます。

封を開けて読んでみると、これは大きな問題になっているかもしれないと再認識するのです。

特にそのまま放置した場合、訴訟などに発展する可能性を頭に浮かべます。

できるだけ早く対応しなければいけないと考えるのが、一般的な思考です。

つまり、お金をかけても行政書士にしっかりとした内容を作ってもらい、行政書士の名前が入っているということがとても重要になります。

普段接しない法律の専門家だからこそ、相手には恐怖を含めた心理的プレッシャーをかけられるのです。

行政書士が得意としている分野として

行政書士の名前が入ることにより、内容証明郵便の効力が高まるのは間違いありません。

ですが、根本的な部分として行政書士に依頼することのメリットを忘れてはいけないでしょう。

行政書士は1万種類を超える書類を作成する専門家です。

これだけの種類があると、すべての行政書士が1万種類の書類に対応できるわけではありません。

行政書士の中でも得意分野が現れてくるわけです。

内容証明郵便に強い行政書士もおり、これまで多くの実績を積んできていることがポイントになります。

内容証明郵便を送った段階で、一定の効果を上げなければ行政書士として依頼は増えていきません。

高い実績を誇るからこそ、多くの依頼を受注できるのです。

つまり、これまで実績を積んできた行政書士であれば、どのような内容の書類を作れば対応してくれる確率が上がるかをよく知っています。

この経験を利用できるからこそ、行政書士に費用を払っても依頼する価値があるのです。

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